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水がない!

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保健を切り口にしたコミュニティ開発のプロジェクトを担当しています。プロジェクト名はHealthy Village Setting!特定の村に出向き、「自分たちの力で健康な村を作ろう!」というアイデアを紹介し、現地の村人同士でチームをつくり、彼らに健康な村づくりを盛り上げてもらうプロジェクトです。

まずは村人同士で話し合ってもらったり、村人と一緒に家庭訪問をしたりしてその村の状況を村人と共に把握していきます。そして村人と一緒に取り組みたいトピックを洗い出す話し合いをします。そこでだいたい上がってくるのはこんなトピックです。

―水道整備をしたい。
―トイレを作りたい。
―ゴミ拾いをしたい。ゴミを埋める場所を作りたい。
―マラリアをなくしたい。

私の仕事は、こういった村の意向に併せ、必要な村に適当なスペシャリストを送り込むことです。今回は水事情の整わない村へ、水道のスペシャリストを連れて行った話を書こうと思います。

最初にこの村を訪れたとき、本当の本当に「水がない」という状況を経験し、その環境の大変さを痛感しました。水道の蛇口はあるものの、機能しなくなることが多いとのことで、「シャワー浴びるのはここだよ」と連れてきてもらったはコケだらけの濁った井戸…。すでに体中にいくつものな傷や虫さされの化膿などを抱えていた私、皮膚病になることを恐れその日はシャワーを断念。次の日村の女の子に相談して、機能している水道まで徒歩30分の道を連れていってもらいました。持参したミネラル・ウォーターをちびちび使い歯磨きをしたときは「水って本当に貴重だなぁ」と思ったものです。

今回の旅では、水道にどうして水が来ないのかを探し当てるため、水道の蛇口から水源までパイプを辿ってみました。 途中で貯水タンクをチェック(写真1枚目、頑張って登ろうとしているのが私)、木の棒を「ソロモンの修理道具」と呼びつつメンテナンスをしたり、 文字通り山あり谷あり、川あり、沼あり…。

30分と聞いていた道のりは結局1時間半かかりました。

ようやく辿り着いた水源(写真下)!しかし水源を点検したところ問題なし。とはいえ、「パイプがところどころ太さが変わっていたから、水圧が均等に保てなくなっているのでは」と推定。


私はこういった専門知識は全くないけれど、今後のアプローチやスケジュールを考えたり、予算を取ったり、ミーティングをアレンジしたりするのが仕事なので、現場はどこでもついて行きます。

色々な経験をさせてもらってとても楽しいです。

今回は人生でいちばんワイルドな山登りでした。