マラウイってどんな国?
Project VOICEが焦点を充てているのは、マラウイ共和国の女性です。
さて、みなさんはマラウイ共和国と聞いて、世界地図のどこに位置しているかパッと答えられるでしょうか?また、ご存じの方もその国の特徴を3つ挙げてと言われたら、答えられますか⁇きっとほとんどの方が「???」「…」となりますよね(笑)
今回の記事ではそんなマラウイ共和国について、紹介していきます。このブログ記事を読んで、その概略をある程度掴んでいただけると良いなと思います。
まず、面積と人口はどのくらいなのでしょうか?面積は11.8万㎢、人口は1,913万人と、それぞれ日本と比較すると約1/3、1/7となっています。
次に、マラウイの気候についてです。ここではクイズ形式にしてみました。
Qマラウイの首都・リロングウェの夏の気温はどのくらいでしょう?
1. 10℃~20℃
2. 20℃~30℃
3. 30℃~40℃
分かりますか?答えは2番です。アフリカというと厳しい暑さを想像しますが、マラウイのほとんどは標高1000m前後にあるので、夏は20℃~30℃、冬は10℃~20℃で湿度も低くしのぎやすい気候となっています。ただし、国土全体では標高が36~3048mにも及んでいるので、低地部と山間部では気候が著しく異なります。高原となっている北部・中部は温帯で南部の低地は熱帯に区分されます。
さて、続いては産業についてです。ここでもクイズ形式にして質問を2つ作ってみました。
Q1. 主要産業は何でしょう?
Q2. どのような物が生産されているでしょう?
1つめの質問については、労働者の80%が農業に従事しています。高齢化、人手不足が叫ばれる日本の農業とは状況が対照的であることが分かります。
2つ目の質問については、農業では、たばこ、メイズ、茶、綿花、ナッツ、コーヒー、工業では、繊維、石鹸、製靴、砂糖、ビール、マッチ、セメントが主に生産されています。日本でも生産されている製品を目にして少し親近感が湧いたでしょうか?
最後に、マラウイの観光情報をお伝えします。
やはり、マラウイの観光スポットの定番と言えば「マラウイ湖」でしょう。国土の1/5を占めており、その大きさはアフリカでは3番目、世界では9番目の大きさを誇ります。琵琶湖の大きさ(669.2㎢)と比較すると、3.44倍の面積を有しており、日本で一番大きい琵琶湖と比べると、そのスケールの大きさが垣間見えます。
また、マラウイ渡航の際には、日本からマラウイへの直行便はありません!飛行機を乗り継いで最短でも23時間、ほぼ一日の飛行機旅となります。
以上、幾つかの観点からマラウイ共和国の情報を述べてきました。今回の記事で、みなさんが少しでもマラウイに興味を抱いて頂ければ幸いです。
(文・Project VOICE インターン)