UNLEASH Innovation Lab 2019 参加レポ6
参加レポ最終編です!
全チームがピッチをした翌日の8日目。勝ち抜いたチームが1000人の前で発表する最終ピッチでした。その名もDragon’s Den。これは欧米のテレビ番組のタイトルからとっていますが、これは実は昔日本でやっていた「マネーの虎」という番組のコピー番組です。投資家の前でビジネスアイデアを発表して、投資する・しないをジャッジをする番組、ピッチ番組です。
私たちのチームといえば…残念ながら選出されませんでした。
私たちは本気でプロジェクトにしたいと考えていたので、結果を聞いた直後は、正直残念な気持ちになりました。特にずっと私たちをリードしてくれていた、ビジネス経験豊富なインド人のメンバーは、いつも勢いがいいのでよりいっそう落ち込んで見えました。「また別の機会を探そう!別のコンテストに応募すればいいよ!」と励まし合い、気をとり直してDragon’s Denに向かいました。
Dragon’s Denはお祭りのようでとても楽しかったです。ダンスのパフォーマンスもあって、ビールも配られていました(笑)飲みながら、ライブを観るように、SDGs達成を目指す、世界の様々な課題にアプローチするビジネスアイデアたちを聴きました。会場はすごく盛り上がっていて、例えばSDGs11からの選出チームが登場するときには、SDGs11の人たちが総立ちして、拍手喝采、指笛を鳴らしたりもしていました。
私のいたSDGs3からは、インフラが整わない病院でも使用可能な医療用酸素のアイデア、また、人々が孤立する砂漠地域でメンタルヘルスを予防する場づくりのアイデアが壇上で発表しました。これらのチームのアイデアも素晴らしかったのです。
次の日、最終日は、クロージングセレモニーでした。昨日もお祭りのようだったので、セレモニー続きではありましたが、こちらは2006年にノーベル平和賞を受賞したムハマド・ユヌス氏などのスピーチもあり、とても貴重な機会でした。
その翌日はいよいよ帰国日でした。短い期間ではありましたが、喜んだり言い合ったり、色々なことが起きた、忙しくも楽しい日々でした。本気でプロジェクトを創りたいと思う情熱を持った人たちと同じチームになれたことを、本当に嬉しく思います。
私たちは、自分たちが考えたプロジェクトを実行すべく、今も連絡を取り合い、話を進めています。なので、私たちが考えたアイデアはもう少しかたちになってから、発表させてください。
ここまで読んでいただき、有難うございました!