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UNLEASH Innovation Lab 2019 参加レポ5

7日目はいよいよピッチでした!

ピッチとは、ビジネスアイデアを1から10まで、つまり課題から解決策まで、短い時間で事前に情報を与えられてない人たちに説明する場です。今回の時間制限は3分!審査員たちと、参加者約150名の前で発表をします。

審査員たち

前回の記事の通り夜中の3時までワークする程タイトなスケジュールだったため、ピッチ当日も、午後からのピッチに向けてその日の朝に準備するというギリギリ具合…(私たちだけじゃなくて全チームそうだったのです!)。

パワーポイント作成や、3分間のスクリプト作成、そしてそれを上手く語って3分で終わらす練習をし、12時には「出発時間よー!」と追い立てられ、チームメンバー5人分のお弁当を抱えてバスに駆け込みました。

なんと、私はピッチでしゃべる担当になってしまっていました。メンバーいわく、「現地を知っている人の声がいい、絶対。」とのこと。た、確かに。怖いけど、貴重なチャンスを逃すべきじゃない、と思いました。そしてマラウイ出身のNGO職員のメンバーと私で担当することになりました。

日頃あまり緊張しない私ですが、この日は会場へ向かうバスの中、ちょっと涙が出そうでした…(笑)。英語で仕事もしてきましたが、それ程大人数の前で発表したことはなかったし、勝ち負けがかかっていたし、何より考え出したばかりのビジネスアイデアだったので、話慣れた内容じゃなかったのですね。

「緊張する…」と言っていたら、インド人のメンバーが「ネイティブスピーカーの方がしゃべるのが上手いのは当たり前!でもアヤノの言葉から途上国への想いや情熱はすごく伝わる!大丈夫!」と励ましてくれました。

私がアフリカにいたときの写真を使った

結果、マイクを握った瞬間ステージ上で3秒くらい頭が真っ白になりましたが、我を取り戻し、話す予定だったことを時間内に話すことができました。マラウイ人のメンバーもしっかり落ち着いて話していました。「心臓が止まりそうだった」と後で聞いたけれど…。

メンバーも最高だったと言ってくれたし、他のチームからもGood job!と言ってもらえました。それに、ビル&メリンダ・ゲイツ財団の審査員から「もっと詳しく聞きたい」というような質問もらえたし、良い感触でした。

お世話になったファシリテーターと大はしゃぎ

この日はやりきった安心感で、始めて余裕のある夜を過ごし、ぐっすり眠ることができました。

すっかり長編になってしまった参加レポ、あと2話ぐらいで終えようと思います…!